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子供が歯並び矯正を始めるベストなタイミングとは?

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子供が歯並び矯正を始めるベストなタイミングとは?

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歯並びの悪さや噛み合わせの悪さをそのままにしておくと、見た目が気になるだけではなく、虫歯になりやすい、滑舌が悪くなるなど機能面での問題が発生してしまうことがあります。
将来的にこのような問題が発生しないように、子供の時期から矯正を行うことが大切です。子供の歯並び矯正は、永久歯が生え揃う前から行う1期治療と、永久歯が生え揃ってから行う2期治療があります。

あご自体の矯正やあごの骨の成長のコントロールが必要な場合は、早い時期から矯正を始めると良く、1期治療を検討します。
あごが小さいと歯が生えるスペースが狭く、歯並びが悪くなりがちです。また、上あごよりも下あごの方が成長してしまうと受け口やあごの前突が起こります。

このようなあご自体を矯正する骨格矯正の場合には、3~10歳頃の早い段階で矯正を始めます。一方で、軽く歯が重なっている場合などの軽度な場合には、骨格矯正は必要ありません。
このような子供の歯並び矯正は2期治療で問題なく、永久歯が生え揃った10歳以降での矯正開始が良いでしょう。
また1期から矯正を始めても、歯の状態によっては継続して2期治療を行うケースもあります。

子供の歯並び矯正は、必ずしも早ければいいというわけではありません。子供の歯並びの状態に合わせ、適切なタイミングで矯正を行っていくと良いでしょう。

子供のときから歯並び矯正をするメリット・デメリット

・メリット
成長途中の子供が歯並び矯正を行う場合、抜歯することが少ない点が一つのメリットです。
特に永久歯が生え揃う前に治療を行えば、永久歯が生えるスペースを確保し、抜歯をしなくとも無理なく全ての歯を整えることができます。
また、あごの矯正は成長期である子供のときにしか行えません。
あごの成長を理想的な形にコントロールすることで、受け口やあごの前突、顎関節症などの問題を防ぐことが可能です。

・デメリット
子供の矯正のデメリットは、矯正期間が長くなる点や、矯正器具によって見た目が悪くなる点などが挙げられます。
特に1期治療から始める場合、あごの成長が終わる高校生くらいまで治療や経過観察が必要なケースが多くなります。
大人の矯正よりも、矯正完了までの機関が長くなってしまうことを覚悟をしなければなりません。
また、ワイヤー矯正を場合は、取り外しができない矯正器具を何年も装着する必要があります。
歯の表面につけるワイヤーはと、笑ったときに目立ってしまいます。
見た目が気になる点をデメリットと考える人もいるでしょう。
その他にも、矯正器具をつけている状態だと歯磨きがしにくいため、虫歯にも気をつける必要があります。食後の歯のケアを丁寧に行う癖をつけさせましょう。

子供の歯並び矯正の方法

代表的な子供の歯並び矯正として、顎顔面矯正、ワイヤー矯正、マウスピース矯正の3つの方法があります。

・顎顔面矯正
顎顔面矯正は、発育期のあごの骨や、その周りにある柔らかい組織を正常な発育に戻す矯正治療法です。
時期としては、5~9歳くらいに行うことが適しています。(1期治療)

口の中に専用の矯正器具を装着し、あごの骨を広げて発育を促していきます。
この方法は、歯を抜かずに治療ができ、口呼吸やいびきの軽減も期待できる点がメリットです。
一方で、開始できる年齢はだいたい10歳までと制限があるため注意が必要です。
顎顔面矯正の治療期間は3~5年ほどで、費用は歯科医院によりますが、おおむね50万円からとなっています。

・ワイヤー矯正(ブラケット矯正)
ワイヤー矯正は、歯にワイヤーとプラケットという器具を付けて歯を動かしていく矯正方法です。
歯並び矯正では最も歴史がありポピュラーな方法ですが、歯並びを整える際に歯を抜く場合があります。
ワイヤー矯正を行う場合、矯正器具は原則付けっぱなしです。
そのため、子供の場合特に歯磨きが難しく虫歯のリスクが高まるため、丁寧に時間をかけて歯磨きを行いましょう。
費用は歯科医院の値段設定や歯の状態で大きく変わり、80~150万円程度です。矯正期間は、2~4年程度を見込んでおきましょう。

・マウスピース矯正
マウスピース矯正では、自分の歯型に合わせた矯正用のマウスピースを付けて歯を動かします。
比較的軽度な歯並び矯正向きです。
マウスピースは透明の器具で目立ちにくい上、子供の矯正の場合は、就寝時のみや短期間の着用でも良いものもあり、負担がかかりにくい点が特徴です。
さらに、マウスピースの矯正器具の場合、取り外しができるため食事や歯磨きがしやすく虫歯になりにくい点もメリットです。
費用は、歯の状態により80~140万円程度で、矯正期間は平均で1~2年です。

子供の矯正の注意点

大人とは違い、子供は自己管理がうまくいかないことが多いので、保護者がしっかりと管理する必要があります。
子供が矯正を始めるにあたり、注意しなければならないこととは何があるでしょうか?

磨き残しがないように念入りに歯磨き

取り外しのできない矯正器具を付けていると、歯磨きがしにくいこともあり、大人の方でも歯磨きがうまくいかないことが多いです。
子供の歯磨きだけでは磨き残しがあると考え、保護者の方が仕上げ磨きをする必要があります。

マウスピース矯正の場合は器具を清潔に

食事と歯磨きの時以外はマウスピースをつけていなくてはならないので、マウスピースが不潔になりやすいです。
一日一回は、市販の洗浄剤を使用して清潔にする必要があります。
洗浄剤自体は数分で終わる物が多いので、夕食時などに洗浄をすることをおすすめしています。

子供のモチベーションを維持できるように気にかける

痛みなどを伴う矯正治療は、期間が長くかかってしまい子供のモチベーションを維持することが難しいです。
それを支えてあげることができるのは保護者の方だけです。
学校生活で勉強や部活動がうまくいかないことも全て矯正治療のせいにしてしまうこともあります。
治療に対して痛みや不安を訴えるようなことがあれば、お子さんにしっかりと寄り添い話をきいてあげると良いでしょう。

矯正歯科と小児歯科、どちらがいいの?

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歯科の中でも矯正を得意とする矯正歯科では、高度な歯並び矯正の治療を受けることが可能です。
もちろん、子供の歯並び矯正でも、十分な治療を受けることができます。

一方で、子供の歯科治療全般を得意とする小児歯科でも矯正治療を行っている場合があります。
小児歯科の場合は、むし歯予防など基本的な歯の管理と並行して矯正を行うことができる点がメリットです。
また、かかりつけの小児歯科を決めておけば、歯の生え代わりなどの状況に応じて、最適なタイミングで矯正治療を行うことができます。

矯正歯科だから良い、小児歯科だから良いということはありません。
矯正を行う歯科医院を決める際、子供の矯正治療経験の多い医師がいるかどうかで判断することがおすすめです。
また、矯正中は何度も通院をする必要があるため、子供の負担にならないように、家からの通いやすさもチェックしましょう。

九段下スターデンタル 歯並び矯正治療

九段下スターデンタル 歯並び矯正治療

一度矯正したらもうずっと歯並びはきれいなまま?

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子供の時に歯並び矯正を行った場合、多くの場合は大人になってもきれいな歯並びを維持できます。
しかし、残念ながら成長とともに再度歯並びが悪くなってしまうケースがあります。

歯を動かす矯正期間が終わった後、その歯を固定する保定期間が必要です。
矯正後に再び歯並びが悪くなってしまうことを防ぐためには、この保定が重要です。
保定期間は保定のための器具をしっかりつけることが大切です。
歯並びがきれいになったからといって、保定器具を正しく装着していないと歯並びの崩れにつながりますので、器具をつける期間をしっかり守るようにしましょう。
また、歯並びは舌の状態や口周りの筋肉の使い方が悪いと、影響を受けてしまいます。
舌で歯を押すくせがある場合は歯並びが崩れやすくなりますので、子供のくせをチェックしておきましょう。

子供の歯並び矯正歯科医院の選び方

先ほどもご紹介しましたが、子供の矯正を行う歯科医院を選ぶ際には、豊富な症例があるかを確認しましょう。
子供の歯並び矯正の経験が豊富で、技術力がある医師が居る歯科医院であれば安心です。
また、矯正には様々な方法がありますので、選択できる治療法の種類などから歯科医院を決めても良いでしょう。

子供の歯並びを悪くする習慣

歯並びは遺伝による影響も大きいですが、日頃の習慣によって悪くなってしまうことがあります。
特に子供の指しゃぶりは、前歯のすきっ歯や出っ歯の原因になってしまうことがありますので、注意するようにしましょう。
その他にも、口呼吸や食事の際に片側だけで噛む、ほおづえをつくことなども、歯並びを悪くする習慣です。

子供の歯並びを良くする習慣

子供の歯並びを良くするためには、あごが成長する時期(10歳くらいまで)に、正しい食べ方を習得することが有効です。
例えば、姿勢よく食べることや良く噛んで食べることは、あごの骨の成長に良い影響を与えるとされ、歯並びを良くすることにもつながります。
ぜひ日頃から取り入れたい習慣です。

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九段下スターデンタルクリニック院長経歴

tanakaincho

tanakaincho

奈良教育大学附属中学校卒業
清風南海高校卒業
2000年長崎大学歯学部卒業
ア歯科パークハイム診療所勤務
2006年九段下スターデンタルクリニック開業
医療法人社団スタデン理事長就任

ご挨拶

また当医院ではスタッフの接遇にも力を入れております。

歯医者に通うのは怖いことですから、その気持ちを少しでも和らげることができるように「例え洗練されていなくとも、心のこもったおもてなしをするように」と全スタッフに言い聞かせております。

是非1度スター歯科にお越しください。

その出会いをきっかけに、生涯のかかりつけ医として選んでいただけるようにスタッフ一同全力を尽くさせていただきます。

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