歯が大きい原因は?セラミック矯正による治療方法を解説!
前歯が大きいとうさぎのような顔貌に見えるのが気になったり、出っ歯のような印象を持たれたりして歯をもう少し小さくしたいと考える方もおられるのではないでしょうか。
歯の大きさを変えたいときに最適なセラミック矯正を原因とともに解説いたします。
【関連ページ】
▶セラミック矯正の治療方法と症例・料金
▶歯の大きさを小さくした症例
歯が大きいと感じる4つの理由
前歯などの目立つ部分の歯が大きいと感じる場合に原因として考えられるのは、顎に対して歯が大きいか前歯以外の歯が相対的に小さい、歯並びが悪い、または骨格的に前歯が出ている(上顎前突)ことです。
いくつかの原因が合わさって、余計に歯が大きく見える場合もあります。
1.前歯そのものが平均より大きい
歯列の一番真ん中にある前歯の平均的な大きさ(歯の横幅)は男性が8.6mm・女性が8.5mmほどで、9mm以上になると平均より前歯が大きく、巨大歯と呼ばれます。
笑ったときに見える他の歯とバランスが取れており気になりにくい場合がありますが、口元のボリュームが気になることもあります。
2.ほかの歯とのバランスが悪いために前歯が大きく見える
前歯の大きさは平均的でも、隣の歯の大きさが小さいとバランスが悪くて前歯が大きく見えます。
前歯の隣にある歯は大きさが平均よりも小さい矮小歯(わいしょうし)が発生しやすく、この場合は余計に前歯の大きさが目立ちます。
3.歯並びが悪いために前歯が大きく見える
歯並びが悪くて隣の歯が舌側に引っ込んでいたり、歯が隠れてよく見えなかったりして前歯が大きく見えることがあります。
歯列矯正で歯が並べば前歯の見え方が変わるので改善することもありますが、歯そのものの大きさは変わらないので根本的な問題は解決できません。
4.上顎前突(出っ歯)
顎の骨が歯の大きさに対して小さいために前歯が突き出たようになっている、骨格的に上顎が下顎より前に出ていることなどにより歯が大きく感じます。
歯の大きさに関係なく、前歯が目立つために大きく見えます。
【関連ページ】
▶セラミック矯正の治療方法と症例・料金
▶歯の大きさを小さくした症例
大きい前歯を小さくする方法
歯を削るかセラミック矯正で改善する方法があるので、原因や目的によって適切な方法を選びましょう。
1.前歯そのものが平均より大きいとき
歯は硬い組織でてきており、歯列矯正をしても形は変わらないので削って歯を小さくします。
歯を削って小さくする場合は、歯の左右をそれぞれ0.5m程度削るディスギングにより、平均的な歯の大きさに整えます。
すきっ歯は歯列矯正で隙間を閉じるか、セラミック矯正により削った歯と隣の歯に被せ物をして隙間を埋め、バランスのとれた審美性の高い歯の形に整えます。
2.ほかの歯と比べて前歯が大きく見えるとき
隣の歯が小さくて前歯が大きく見えるときは、大きい方の歯を削るかセラミック矯正によって歯の形を変えて他の歯とのアンバランスを改善します。
削った場合はすきっ歯になるので、歯列矯正かセラミックなどの被せ物による処置が必要です。
3.歯並びが悪いために前歯が大きく見えるとき
ワイヤーやマウスピースを使った歯列矯正かセラミック矯正により改善します。
歯列矯正では歯の形を変えられず前歯の大きさが改善されない可能性が高いので、歯を小さくしたい場合はセラミック矯正が向いています。
4.上顎前突(出っ歯)
上顎前突が原因の場合は歯列矯正で改善するのが一般的ですが、軽度な症例の場合はセラミック矯正により短期間で改善できることがあります。
【関連ページ】
▶セラミック矯正の治療方法と症例・料金
▶歯の大きさを小さくした症例
歯の大きさを変えられるセラミック矯正とは?
※実際に当医院で治療した患者様の症例です
【関連ページ】
▶歯の大きさを小さくした症例
歯を削ってセラミックなどの被せ物で歯の大きさや向きを整えることで歯並びを綺麗にする方法で、数ある矯正方法の中でも最短で審美性の高い歯並びに改善できます。
セラミック矯正は短期間で終わる痛くない治療
歯に金属やセラミック、プラスチックなどの矯正装置を着けるワイヤー矯正や透明なマウスピースを1〜2週間ごとに交換して歯を動かすマウスピース矯正は、歯並びの改善まで全体矯正で平均2年、後戻りしないようにさらに約2年の保定期間を要します。
セラミック矯正は適応症例に限りはありますが、歯を削って綺麗な形の歯を被せるだけなので最短1週間で綺麗な歯並びが手に入ります。
歯の神経を抜くセラミック矯正には注意
歯の神経を抜くセラミック矯正は必要な栄養が行き届かなくなるので歯が脆くなりやすい傾向があります。
歯の神経は物を噛んだときの感覚や食べ物・飲み物の暖かさを伝えたり、歯に必要な栄養を届けたりする役割があるので、丈夫な歯を保つためにとても重要です。
綺麗な口元になっても、神経が無いことで歯の寿命が短くなっては意味がありません。
セラミック矯正を始めるなら歯の神経を抜くのか抜かないのかを事前に確認し、歯の神経を抜かない方法を選ぶのが望ましいです。
期間と費用
最短1週間で歯並びと歯の大きさや色を改善できます。
費用は1歯7〜20万円と被せ物の素材や質により異なりますが、セラミック矯正は虫歯治療と歯周病予防を兼ねているため医療費控除により費用を抑えられる場合があります。
動画でわかる!前歯4本を小さくした症例解説
「歯を小さくしたい」という患者さんの前歯4本を、〝神経を残す〟セラミック矯正で小さくした症例について解説しています。
症例の解説とともに、治療本数の違いについても解説していますので、ぜひご覧ください。
セラミック矯正の症例
この症例は出っ歯だったのと、歯が斜めに生えていましたのでこの2点をセラミック矯正で改善しました。
歯のサイズを見て頂くと歯が小さく丸めになっているのも分かりますでしょうか? 今回は男性の方でしたので、自然な歯の色にしたいということでナチュラルなトーンの歯で治療しました。
九段下スターデンタルクリニック院長経歴
奈良教育大学附属中学校卒業
清風南海高校卒業
2000年長崎大学歯学部卒業
ア歯科パークハイム診療所勤務
2006年九段下スターデンタルクリニック開業
医療法人社団スタデン理事長就任
ご挨拶
また当医院ではスタッフの接遇にも力を入れております。
歯医者に通うのは怖いことですから、その気持ちを少しでも和らげることができるように「例え洗練されていなくとも、心のこもったおもてなしをするように」と全スタッフに言い聞かせております。
是非1度スター歯科にお越しください。
その出会いをきっかけに、生涯のかかりつけ医として選んでいただけるようにスタッフ一同全力を尽くさせていただきます。
九段下スターデンタルからのお知らせ
- 2020/8/21
小児・子供矯正パーフェクトNAVIで記事を監修しました。 - 2020/8/21
インプラント治療クリニックガイドで記事を監修しました。 - 2019/12/3
モノレコで記事を監修しました。 - 2019/11/25
はいチーズ!clipで記事を監修しました。 - 2019/11/14
RoccoGirlで記事を監修しました。 - 2019/11/14
lovemoで記事を監修しました。 - 2019/11/1
MOOVOOOで記事を監修しました。 - 2019/11/1
Besmeで記事を監修しました。 - 2019/10/31
教えて歯医者さんに掲載されました - 2019/10/21
インプラントネットに掲載されました - 2019/10/21
矯正歯科ネットに掲載されました - 2019/10/21
審美歯科ネットに掲載されました - 2019/10/18
おすすめ矯正歯科クリニック名鑑【矯正歯科Passport】に掲載されました