綺麗な白い歯に憧れていても矯正やホワイトニングなどの治療費が高くて、自由診療の歯科治療を諦めている方もいるかもしれません。

一度にまとまったお金を用意することは大変であっても、治療後に計画的にお金を支払っていくことならできるという方にご紹介したいのがデンタルローンです。

ここではデンタルローンのメリットや審査についてご説明します。

デンタルローンは歯科専門のローン

デンタルローンとは、インプラント治療や歯列矯正、ホワイトニングなどのためのまとまった費用を準備することが難しい場合に、歯科治療費に充てる目的でお金を立て替えてもらうサービスです。美容整形のためのローンなどを含め、メディカルローンと呼ばれることもあります。

保険の適用されない治療だと高額な医療費が必要となり、早急に治療したくても一度にお金を用意できずに我慢しなければならないことがあります。

しかし、デンタルローンでは歯科医院に対しローン会社がお金を払い、治療後患者がローン会社に毎月一定額を返済していくことが可能となります。このため、デンタルローンは患者の治療の選択肢を広げる制度として注目されています。

デンタルローンのメリット

デンタルローンには3つのメリットがあります。上手く活用すれば、一度に払うはずだった大量の出費が少なく済みます。

• ・利子が安い
• ・高額な治療費を最大120回払いにできる
• ・医療控除が使える

利子が安い

デンタルローンの利子は5%から10%が一般的で、利子が最大18％のクレジットカードローンなどでお金を借りるよりも安く済みます。追加融資の想定されていない返済専用のローンであることから、利子が安くなっているのです。

高額な治療費を最大120回払いにできる

加えてデンタルローンは、せいぜい数回程度のクレジットカードの分割と比べて、最大120回払いが可能なローン会社もあり、数百万円必要なインプラント治療も受けることができます。120回払いなら、月々の負担をかなり下げられます。

医療費控除が使える

医療費控除は確定申告をすると、所得と支払った額に応じて翌年の所得税と住民税が安くなる制度です。年間10万円を超えた分に適用されます。

デンタルローンのデメリット

デンタルローンのデメリットは、審査や利子、契約条件に関する4つです。

• ・審査を受ける必要がある
• ・返済期間を長くすると利子が増える
• ・連帯保証人を立てないとローンを組めないことがある
• ・クレカ・カードローン・消費者金融は条件が良くない

審査を受ける必要がある

どこの会社や銀行でローンを組むとしても、過去の金銭トラブルを含めて厳しい審査があります。

過去にクレジットカード、家賃、スマホ料金、そのた金融商品に関する支払い滞納や遅延がある場合は審査の評価が著しく落ちるので、デンタルローンを受けるのは難しいでしょう。

返済期間を長くすると利子が増える

銀行や信販会社のデンタルローンは、返済期間を長くすると利子も増えます。

支払い回数を多くすると月々の返済額は少なくなりますが、トータル金額は利子が上乗せされて高くなると覚えておきましょう。

連帯保証人を立てないとローンを組めないことがある

ローンの審査の結果、返済能力に不安がある人や未成年は連帯保証人を立てる必要があります。

クレカ・カードローン・消費者金融は条件が良くない

歯科治療のためのお金をクレジットカードローンや消費者金融で借りることもできます。しかし、クレジットカードローンなどは通常、利子が高く、分割可能回数が少なく設定されているため、借入条件はあまり良くありません。

デンタルローンの申し込みから治療までの流れ

デンタルローン申し込みから治療開始までは3ステップです。

1. 1.申し込み
2. 2.審査
3. 3.治療開始

1、申し込み

ローンの申込書に必要事項を記入して、捺印のうえ提出します。信販会社なら歯科医院、銀行ローンなら銀行に申込書を提出しましょう。インターネットで申し込みできる銀行もあります。

2、審査

審査に通るかどうかの結果は信販会社なら最短30分ほどで出されます。銀行はすぐに結果が出ず、1週間ほど時間がかかることもあります。

審査が通過した後でも治療を受けるか否かを決められるので、「通らないのではないか」と不安に思っている方はひとまず審査だけでも受けてみる手もあります。

3、治療開始

審査に通過したら信販会社から歯科医院に直接治療費が支払われるので、晴れて治療が開始できます。銀行の場合は自分の口座に治療費が振り込まれるので、治療の際に歯科医院の窓口で支払いましょう。

デンタルローンの審査の厳しさ

安定した収入があれば利用できる

デンタルローンもローンの一種なので、利用するためには審査をパスしなければなりません。審査があるといっても20歳以上で安定した収入があれば多くの方が利用することができます。安定した収入であればアルバイトで生計を立てている方であっても大丈夫です。

銀行のデンタルローンは比較的審査が厳しい

一般に利子の安いローン会社ほど審査は厳しくなっており、主婦や学生、年金受給者がデンタルローンを利用する場合には連帯保証人が必要となることもあります。特に銀行の提供しているデンタルローンは審査が厳しいといわれています。

デンタルローン審査のチェック項目

デンタルローンの審査では、借入をした人に返済能力があるかを見極めるためのチェックが行われます。主に、以下の3点です。

• ・社会的ステータス
• ・現在の借入状況
• ・信用情報

社会的ステータス

勤務先、年収、勤務年数、雇用形態などの社会的ステータスを元に、月々いくらまでなら返済できるかをチェックされます。

そのほか、独身よりも家族がいる方が借入を放棄して逃げにくい、携帯電話よりも固定電話の方が変更されにくいなどの理由で評価が良くなる場合があります。

現在の借入状況

クレジットカードの支払いや住宅ローンなどの借入状況は、いくらまでローンを組めるかの審査基準となります。

4社以上の借入が既にある場合は、基本的に新しいローンを組むことはできません。

信用情報

クレジットカード、ローン、スマホ代金などの後払い項目の過去の支払い状況を「信用情報」といいます。

過去に何かしらの理由で支払い遅延があった場合は、その後の支払いの有無に関わらず評価が下がり、審査に通らない原因となります。

デンタルローン審査に通るためのポイント

• ・勤務年数は長い方が有利
• ・ほかのローンを完済しておく
• ・嘘の申告は絶対しない

勤務年数は長い方が有利

借入先によっては借入条件に勤務年数2年以上と定められていることもあり、勤務年数は長い方が安定した収入があると評価されやすいです。

最低でも6ヶ月〜1年以上は勤務年数があった方が良いでしょう。

ほかのローンを完済しておく

ローンの申し込みは4社までと決められているため、ほかのローンがある場合はひとつでも多く完済しておくと良いでしょう。

信用情報にローンの完済が記録されるまでに2ヶ月ほどの時間がかかるので、デンタルローンの申し込みから逆算して返済計画を練っておきましょう。

嘘の申告は絶対しない

デンタルローンの申告内容は審査の際に厳しくチェックされます。年収は審査機関の過去の顧客データを業界・勤務年数と照らし合わせればおおよその予想がつきますし、ほかの借入状況などは信用情報を保管する機関で確認できます。

嘘の申告はすぐにバレて、審査機関からの評価も下がるため、嘘の申告は絶対にしないようにしましょう。

【関連ページ】
▶歯の矯正のローン/分割で支払いの対象と金利について。

デンタルローンで歯並び矯正を検討の方は当医院にご相談ください

デンタルローンは、すべての歯科医院でデンタルローンを利用できるわけではありません。当医院ではデンタルローンに対応しております。

条件さえ満たせばデンタルローンには医療費控除も適用されるので、節税効果も期待できます。医療費控除を申請するためには領収書を提示する必要があります。

当院では無料カウンセリングを行っております。カウンセリングを通してお悩みやご要望を伺ったうえで、治療方法と治療にかかる費用をお伝えしますので、その際にデンタルローンのこともご相談ください。

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ご挨拶

また当医院ではスタッフの接遇にも力を入れております。

歯医者に通うのは怖いことですから、その気持ちを少しでも和らげることができるように「例え洗練されていなくとも、心のこもったおもてなしをするように」と全スタッフに言い聞かせております。

是非１度スター歯科にお越しください。

その出会いをきっかけに、生涯のかかりつけ医として選んでいただけるようにスタッフ一同全力を尽くさせていただきます。

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