出っ歯を治したほうがいい理由と治療の方法。

人はそれぞれ容姿に特徴があります。その特徴が個性となり魅力になることも多いです。しかし、一部の特徴について、コンプレックスを感じたり、生活するうえでの弊害がある場合は、個性として受け入れることは難しく、できれば治したいと思うものでしょう。治療したいものの1つとして出っ歯があげられます。出っ歯とは、前歯が前面に飛び出している状態です。さまざまなデメリットがあるため、矯正したいと考える人は多いでしょうが、矯正治療にかかる時間とその間の見栄えを気にして躊躇している人もいるようです。そこで、短期間で出っ歯の矯正ができるセラミック治療方法についてご紹介します。

出っ歯のデメリットとは？

出っ歯を売りにしている芸能人などもいますので、出っ歯にメリットがまったくないとはいえません。しかし、深刻なデメリットがある場合は、治療をした方がいいでしょう。出っ歯の人は、普通の状態や睡眠時に口腔内に歯がおさまらず口が空いている状態になりがちです。そのため、鼻呼吸ではなく口呼吸をしていることが多くなるといわれています。結果的に、呼吸によって失う水分が多くなってしまうデメリットがあります。これにより引き起こされる口内の乾燥は、虫歯のリスクが急激に高める危険性があります。虫歯以外にも、歯周病や口臭の原因になり多くの悪影響があるのです。

一般的な矯正方法

出っ歯を治す歯列矯正には主に2つの方法があります。1つが一般的な方法である矯正器具を取り付けることで歯並びを治す方法です。最近は、目立ちにくいタイプのものもありますが、それでも矯正器具を出っ歯である前歯に取り付けることになりますので、他の人からは歯列矯正中であることがわかってしまいます。治療期間も2年程度かかるのが一般的ですので、長期間、その状態で我慢する必要があります。調整時には少し痛みを感じることもあるようです。矯正後に元に戻ってしまう可能性もあります。さらに、矯正中は歯が磨きにくくなり、虫歯になるリスクも高まるといわれています。矯正器具は治療期間が終了すると外すことになりますが、この時にどうしても歯が傷ついてしまい、歯のツヤがなくなるというデメリットもあります。

セラミック矯正の方法とメリット

出っ歯を治すもう1つの方法はセラミック矯正治療です。セラミック矯正治療とは、治療前の歯を削り、セラミック製の歯をかぶせることによって出っ歯を矯正する方法です。セラミック矯正治療の最大の特徴は、治療スピードでしょう。最短1週間で完治しますので一般的な矯正とは雲泥の差といえます。痛みに関しても心配がありません。治療中は麻酔をすることになりますので、痛みを感じることはないでしょう。また、歯の白さや大きさなどを変えられる点も大きな魅力です。新たにセラミックをかぶせることになるため、歯を白くできますし、小さくすることも可能です。もともとの歯の生え方を無理やり変えているわけではないため、治療が終了してから出っ歯が戻ってしまうこともありません。さらに、歯が磨きにくくなるわけではないため虫歯になりやすくなるといった一般的なワイヤーでの治療のデメリットのほとんどは解消できます。短期間で出っ歯を治したいと考えている人は、この方法での治療を検討してみることをおすすめします。

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