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歯列矯正

矯正器具による口内炎の原因と特徴

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矯正器具による口内炎の原因と特徴

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矯正中はさまざまなことに悩まされますが、最も多いのは矯正中の痛みや大きな違和感が挙げられます。
ほかにも悩みとして意外に多いのが口内炎で、大きな器具が唇や舌に当たってしまいがちです。
歯ブラシがしにくく歯の中が不衛生になりやすいなど、口内炎を引き起こしやすい状態にあります。
今回は矯正中にできた傷による口内炎の種類の説明や口内炎の対処法、そして「そもそも口内炎になりにくい矯正法」があるとすれば、いったいどんな矯正法なのでしょうか。

矯正器具が当たることによるカタル性口内炎とは?

カタル性口内炎とは、物理的な刺激が引き金となって起こり、口の中が赤く腫れる症状や、水ぶくれができる口内炎です。
たとえば矯正器具が粘膜に当たってしまう、合わないかぶせ物や入れ歯を放置したまま自身で間違って粘膜を噛んでしまうなどが挙げられます。
口の中のばい菌だけが原因ではなく、外的な要因で起こりうる口内炎ですので、矯正中に最もなりやすい口内炎がカタル性口内炎といえます。

矯正器具以外による原因の口内炎

口内炎は、矯正器具など外的な刺激からくる要因のものだけではありません。
カタル性口内炎と区別するためにも、ほかにはどのような口内炎があるかお伝えしていきましょう。

アフタ性口内炎

矯正をしているしていないに関わらず、最もよく見られる口内炎で、原因ははっきりとは分かっていないのですが、ストレスや免疫力の低下が原因といわれています。
強い痛みが特徴で、ツバも飲み込めないほど痛みがある場合もあります。
見た目は白色や黄味がかった灰色で楕円形の潰瘍で、通常であれば10日以内には自然治癒します。

ヘルペス性口内炎

3歳以下の子どもに多く発症するヘルペスウイルスが原因となって起こる口内炎で、成人の方がかかるのは稀です。
口の中に水ぶくれのような小さな潰瘍がたくさんできて、同時に高熱も起こりやすいのが特徴です。
口全体に広がりやすい口内炎なので、痛みも強く食事を取ることが困難になります。
ウイルスが原因の口内炎なので、だ液から感染する恐れもあり、1週間は自宅療養が必要になります。

カンジダ性口内炎

口の中の常在菌が原因となって起こる口内炎です。
白いこけ状の斑点ができ、一見すると口内炎というよりかは苔のような付着物がついており、痛みは少ないのが特徴です。
健康であればまず感染しませんが、常在菌のバランスが崩れ不衛生なまま放置していると感染することもあります。
入れ歯をされている方に多く見られ、入れ歯を常時つけたままである、洗浄剤を使わず使用されているなどが例として挙げられます。
不衛生な状態が続くとカンジダ菌が爆発的に増殖することがありますので、清潔面には気をつけましょう。
治療法としては口のなかの真菌が原因ですので、抗真菌薬を使い治療します。

アレルギー性口内炎

金属アレルギーや食物アレルギーを持つ人に出てくる口内炎を指します。
口の中の金属や特定の食べ物が原因で引き起こされますので、かぶせ物や入れ歯の金属部分が原因となることが多いです。
赤く腫れたりじんましんが出たりなどの症状が挙げられ、重度の症状になると高熱や全身に水ぶくれやただれなど起こる方もいらっしゃいます。
アレルギーの元を取り除くことや、ストロイド剤などの投薬治療を行ないます。

九段下スターデンタル 歯並び矯正治療

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矯正器具による口内炎の対処法

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矯正器具など、さまざまな要因が引き金となって起こる口内炎についてご紹介いたしましたが、もしも矯正中に口内炎になってしまった場合はどう対処すれば良いのでしょうか。
口内炎の治療法は大きく分けて4つあります。

矯正装置の調整

日常生活に支障があるほどの痛みがあるときは、矯正装置の調整が必要になる場合もあります。
またワイヤーなどが外れてしまっている可能性もありますので、どうしても痛みが気になる際は、早めに歯科医院へ行くようにしましょう。

矯正用ワックスを使用する

矯正装置の上に付けて、粘膜や歯ぐきを保護する役目を持つワックスがあり、素材は粘土状のようなものです。
粘膜などに優しい素材でできており、器具と粘膜の当たりを和らげ口内炎の再発や予防に努めます。
市販のものもございますが、何が原因となって口や粘膜に傷がついているのかわからないので、歯科医院で適切に処置してもらう方がいいでしょう。

口のクリーニング

どの口内炎においても、まず口の中の衛生状態が悪化することが要因の1つです。
またワイヤー矯正中は大きな器具が常についている状態にあるので、歯と器具の間に食べ物のカスがつまりやすく、矯正中は清掃不良状態になりやすいです。
したがって、セルフケアや歯科医院によるプロのクリーニングを併用しながら、清潔さを保つ必要があるといえます。

市販の薬を使用する

忙しいなどの理由により病院に行く暇が無い方の対処法として、薬局で手軽に購入できる口内炎用のお薬も販売されています。

口内炎用パッチを貼る

口内炎の炎症を抑えるには「刺激をできる限り与えず、なるべく触らないこと」です。
その点、口内炎用パッチであれば患部に直接刺激が行きづらくなることで治りも早くなりやすいですし、食事が取りやすいなどのメリットがあります。
デメリットは、就寝時に口内炎パッチを貼ると、そのまま誤飲してしまう恐れがあることや、飲食物によってはすぐに剥がれてしまうといったことが挙げられます。

局所麻酔成分入り軟膏(口の中専用)を塗る

軽く患部を痺れさせる局所麻酔成分入りの軟膏もあるので、これを直接塗り、痛みと炎症を抑えます。
痺れさせる成分によって口内炎の痛みも和らぎますが、あくまで一時的な効果であるので通常ですと2~3時間で効果が切れることが多いです。

スプレータイプの薬を吹きかける

口内炎の強い痛みがあり、触れたくない場合や口の奥にある場合などに、スプレー式のお薬を吹きかけて炎症を抑えます。

矯正装置を使用しない治療方法

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金属などの矯正器具を使用した矯正法であると、器具が当たるなどの理由によって口内炎が起こるリスクが上がってしまいます。
そのリスクを遠ざける「矯正器具を使用しない矯正法」であるセラミック矯正をご存知でしょうか。
歯を削った上でセラミックのかぶせ物をつけて、歯をきれいにするという矯正法で、虫歯治療のような段取りでセラミック矯正を行なうといったイメージです。

そもそも矯正器具を使用しなければ、今までお話しした口内炎の心配もないといえます。
セラミック矯正のメリットはそれだけではなく、通院期間が短いという特徴もあり、早ければ1週間で治療が完了することもあるくらいですので、長期間に渡って矯正器具や時間に固定されることのない自由度の高さがあります。

また、セラミックのかぶせ物ですので、自身で歯の大きさや白さを選ぶことができますが、通常のセラミック矯正の場合ですと、歯の神経を抜いて治療を行なうことが多いという現状があるのもまた事実です。

【関連ページ】
セラミック矯正のメリット・デメリット、治療期間・症例

神経を残す最新のセラミック矯正なら九段下スターデンタルクリニック

セラミック矯正の大きなデメリットである「歯の神経を取ること」に注視した、歯にやさしいセラミック矯正を行なっている歯科医院をご存じでしょうか。
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九段下スターデンタルクリニック院長経歴

tanakaincho

tanakaincho

奈良教育大学附属中学校卒業
清風南海高校卒業
2000年長崎大学歯学部卒業
ア歯科パークハイム診療所勤務
2006年九段下スターデンタルクリニック開業
医療法人社団スタデン理事長就任

ご挨拶

また当医院ではスタッフの接遇にも力を入れております。

歯医者に通うのは怖いことですから、その気持ちを少しでも和らげることができるように「例え洗練されていなくとも、心のこもったおもてなしをするように」と全スタッフに言い聞かせております。

是非1度スター歯科にお越しください。

その出会いをきっかけに、生涯のかかりつけ医として選んでいただけるようにスタッフ一同全力を尽くさせていただきます。

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