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すきっ歯を自力で治そうとするのは危険!すきっ歯のリスクと正しい治療方法

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すきっ歯を自力で治せるという情報には根拠がなく、歯や歯茎を傷めることに繋がるリスクがあります。正しく治療するためには、歯の専門家による知識と適切な治療が必要になるでしょう。

すきっ歯を放置するデメリットや歯に隙間ができてしまう原因、そして具体的な治療方法や費用について紹介していきます。

すきっ歯は自力では治せない

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すきっ歯を自力で治すことは不可能です。

専門的な知識のない人が歯を押したり自作の器具で圧迫したりすれば、歯に多大な負担を掛けてしまうことになり大変危険です。強く押して急に圧力を掛ければ歯が曲がったり折れたり、元に戻せない状態になってしまうこともあります。さらに、歯の噛み合わせがおかしくなると腰痛や頭痛、肩こりなどの全身の不調に繋がることがあります。

すきっ歯の治療は必ず医師の診断を受けながら正しく行いましょう。

【関連ページ】
すきっ歯は自然に治りません!原因と治療法を知って美しい歯を
すきっ歯の原因・症例と治療方法

すきっ歯を放置するとどうなる?

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健康上の問題だけでなく、対人関係やメンタル面に悪影響を及ぼすことがあり注意が必要です。

虫歯や歯周病のリスクが上がる

これは、すきっ歯には物が挟まりやすいためです。

すきっ歯による隙間が非常に大きければ、食べ物が間を通り過ぎるだけでそれほど問題にならないかもしれません。

しかし、物が引っ掛かりやすいような大きさの隙間がある場合は、常にそこが汚れるため雑菌が繁殖しやすく、歯ブラシが届きにくいため磨き残しに繋がりやすくなるでしょう。

歯石の溜まるポイントにもなりやすく、歯間ブラシを使っていても綺麗に磨くのが難しい状態になりがちです。

かみ合わせが悪くなる

すきっ歯のことを医学的には不正咬合とよんでいます。特に上の前歯の真ん中が広く広がった場合、正中離開と呼ばれます。不正咬合はその名の通り、かみ合わせが悪くなることを意味します。

すきっ歯の場合、上の前歯2本だけが前に飛び出しているケースも少なくありません。そのため、すきっ歯になるとかみ合わせが悪くなるリスクを増すのです。

話しづらくなる

歯に隙間があるとそこから空気が漏れて言葉を発音しづらくなります。特に、サ行やタ行をきれいに発音するのが上手くいかない傾向にあり、「舌足らず」な印象を相手に与えるでしょう。

言葉が上手に話せない場合、対人関係に悪い影響を与えることに繋がります。子供であれば発音を理由にいじめられたり、発声が重要な職業の人であれば業務に悪影響が出たり、困難に直面することがあります。

もしすきっ歯が話し方にまで悪影響を及ぼしているなら前向きに治療を考えていきましょう。

見た目がコンプレックスになってしまうことも

すきっ歯の人は前歯の真ん中に隙間がある人が多く、対面で会話をするとすきっ歯が見えてしまいます。

日本人の多くがすきっ歯を“恥ずかしいもの”だと捉えています。口を開いたり笑ったりしたときにすきっ歯が見えてしまうため、人前で笑えなくなってしまったというケースもあります。

自身のメンタルにまで悪影響を及ぼすようになったら、前向きに治療を考えていったほうが良いでしょう。

加齢とともに悪化する

年齢を重ねると歯茎は下がってきます。子どものころに気にならなかったすきっ歯も、大人になってだんだんと隙間が大きくなってきたと感じる方も多いのではないでしょうか。

食事をするときに強く噛みしめたり、睡眠中に歯ぎしりをしてしまったりする方は、さらに悪化リスクが高く注意が必要です。歯に負荷を掛け続けていると歯の位置が変わってしまいます。

子供のころは自然に治ることがあるものの、大人のすきっ歯は自然に治りません。すきっ歯が気になってきたら、早めの治療を心掛けましょう。

九段下スターデンタル 歯並び矯正治療

九段下スターデンタル 歯並び矯正治療

すきっ歯になる原因

 

原因はさまざまで、先天性の要因がある場合や生活習慣が原因になっている場合など、人によって理由が異なります。

先天的な要因

すきっ歯になる先天的な要因としては、以下のようなことが挙げられます。

歯が小さい

顎に対して歯が小さいと、歯が並んでもゆとりがありすぎて間が空きます。

過剰歯

前歯の歯ぐきに「正中埋伏過剰歯」が隠れている場合、それが邪魔をして歯の隙間を埋めることができなくなります。

上唇小帯低位付着

前歯の真ん中にある上唇小帯が生まれつき長い場合、すきっ歯になる可能性があります。

顎が大きい

先天的に顎が大きくて歯の並ぶスペースが広いと、歯が並ぶスペースが余ることで、歯と歯の間に隙間が空いてしまいます。

歯が欠如している

遺伝的に生えてこない歯があった場合、その分のスペースが余って歯が動き、すきっ歯になるリスクを高めます。

…このように、先天的な要因ですきっ歯になりやすいのは、歯の大きさや顎の大きさなどが遺伝するからです。

後天的な要因

すきっ歯のリスクを高める後天的要因としては、以下のようなことが挙げられます。

悪習慣

良くない生活習慣のなかにはすきっ歯を悪化させるリスクが潜んでいます。

例えば、頬杖の癖がある方は要注意です。頬杖の圧によって顎の骨が歪み、歯の位置ずれに直結することがあります。

同様に、子供のころからうつ伏せや横向きで寝る癖を付けている方も、顎のバランスの崩れに繋がります。寝るときの姿勢を意識して、なるべく上向きで寝るようにしましょう。

また、口の中の舌の置き場にも注意が必要です。舌を前に押し出す癖があると前歯の位置が変わり、押し出されてすきっ歯の原因になることがあります。

歯周病

歯周病が原因で歯ぐきが痩せた場合、歯と歯の間が広がり、すきっ歯になるリスクが増します。

歯の捻転や傾斜

歯がまっすぐに生えずに、捻じれて生えてきたり、傾いて生えてきたりした場合、すきっ歯になる可能性があります。

【関連ページ】
すきっ歯の原因と治療法

すきっ歯を治す確実な方法

 

すきっ歯は歯科で治療することが可能です。以下に代表的な治療法をご紹介します。

ダイレクトボンディング

ダイレクトボンディングは、虫歯などの治療に使うレジンを利用して治療法です。隣接する歯の表面に接着剤を塗布し、レジンを継ぎだすことで歯の隙間を埋めていきます。

もともとの歯とレジンとの境界線を目立たなくさせるため、レジンの形を整え、色を調整したうえで固めていきます。歯を削らずに治療できることがメリットですが、時間の経過とともにレジンが変色したり、欠けたりするデメリットがあります。

最短1回の治療で終わることもあり、治療時間も30分程度と短くなっています。費用は1ヶ所あたり1万円から6万円ほどとなっています。

ラミネートベニア

歯の表面を一層削り、上からセラミックを張り付けることで隙間を埋めて治療する方法です。歯の表面をすべて覆うため、治療と同時に歯の形や色を整えることもできます。

プラスチックよりも耐久性に優れ、10~20年使用できるというメリットがあります。ただ、セラミックには汚れが付きやすいというデメリットがあるため、喫煙者の方は色素汚れに注意する必要があるでしょう。

治療期間は1週間から2週間程度です。ラミネートべニアの治療は保険の適用外で、歯一本につき5万円から20万円ほどの費用が必要です。

ワイヤー矯正

ブラケットを歯に装着し、ワイヤーを通すことで歯の隙間を埋める治療法です。比較的重症例のすきっ歯でも対応できるメリットがある一方、矯正に痛みをともなうというデメリットがあります。

治療期間は2年程度で、さらに2年の保定期間を要します。費用は数十万円から100万円以上になることもあります。

マウスピース矯正

透明なマウスピースを装着して歯の隙間を埋める治療法です。ワイヤー矯正に比べて目立たないことがメリットですが、保定を続けないとすぐに後戻りしてしまうというデメリットがあります。

すきっ歯の程度によって治療期間は2ヶ月から2年と幅があり、原則として治療後も保定し続けることが求められます。費用はワイヤー矯正と同程度の治療院が多いですが、中には10万円以下で行っている治療院もあります。

セラミック矯正

歯の表面を削り、セラミック製の人工歯を被せる治療法です。セラミック矯正の最大のメリットが、仕上がりがとても美しいという点です。ただ、場合によっては神経を抜かなければならないケースもあり、歯ぐきが化膿するかもしれないというデメリットがあります。

治療期間は1週間から2週間程度で、治療費は隙間1ヶ所につき、15万円から20万円程度となっています。

【関連ページ】
気になるすきっ歯の矯正方法
すきっ歯を埋める6つの治療法
ラミネートべニアのメリット・デメリット、治療期間・症例

すきっ歯を早く自然に治すには

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ラミネートベニアやセラミックを使ってすきっ歯を治療するのが最も手軽なうえ治療期間も短く済みますが、通常の歯科医院では神経を抜いて治療を行うことが多く、それが患者の負担になりがちです。

その反面、九段下スターデンタルクリニックで行うセラミック治療では神経を抜かずに矯正が可能です。歯の神経を抜くと歯の寿命が短くなったり、強度が脆くなったりするため、神経を抜かなくて済むならそれがベターな方法です。

すきっ歯の治療をお考えの方はぜひ九段下スターデンタルクリニックへご来院ください。

動画でわかる!すきっ歯を治療した症例解説

重症なすきっ歯を〝神経を残す〟セラミック矯正で治療した症例を解説しています。

この症例では部分矯正を行い、神経を残すセラミック矯正を行うことで、抜歯も神経を取ることもない、歯に優しい治療で行いました。

詳しくは動画内で解説していますので、ぜひご覧ください。

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セラミック矯正の症例

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この症例は出っ歯だったのと、歯が斜めに生えていましたのでこの2点をセラミック矯正で改善しました。

歯のサイズを見て頂くと歯が小さく丸めになっているのも分かりますでしょうか? 今回は男性の方でしたので、自然な歯の色にしたいということでナチュラルなトーンの歯で治療しました。

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九段下スターデンタルクリニック院長経歴

tanakaincho

tanakaincho

奈良教育大学附属中学校卒業
清風南海高校卒業
2000年長崎大学歯学部卒業
ア歯科パークハイム診療所勤務
2006年九段下スターデンタルクリニック開業
医療法人社団スタデン理事長就任

ご挨拶

また当医院ではスタッフの接遇にも力を入れております。

歯医者に通うのは怖いことですから、その気持ちを少しでも和らげることができるように「例え洗練されていなくとも、心のこもったおもてなしをするように」と全スタッフに言い聞かせております。

是非1度スター歯科にお越しください。

その出会いをきっかけに、生涯のかかりつけ医として選んでいただけるようにスタッフ一同全力を尽くさせていただきます。

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