保険が適用される歯列矯正の条件と治療例。また対象外の治療とは。

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歯科矯正は基本的に自由診療となりますので、多額の治療費がかかってしまいます。しかし一部の症状に関しては、機能を回復するための治療として歯科矯正でも健康保険の適用が認められています。

先天的な異常による疾患は保険適用の対象

歯科矯正でも保険適用が認められているのは先天性異常の23疾患になり、口唇裂、口蓋裂、唇顎口蓋裂などがそれに該当します。これらの疾患は胎児がお腹の中で成長するときに異常が起こって、唇や顎の部分に裂け目が生じてしまうのです。これらの疾患が起こる原因として考えられるのは、妊娠初期に胎児に異常な力が加わる、母体の栄養障害や強いストレスなどが挙げられます。これらの疾患は歯科矯正による治療だけでなく一般歯科や形成外科、耳鼻咽喉科、言語治療科といった複数の診療科による治療をうけながら総合的な治療が必要になります。

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後天的な異常による疾患

先天的な異常だけでなく、後天的要素が加わって発生した異常に対しても保険治療の適用が認められます。保険治療の適用となる疾患として認められるのは顎変形症です。顎変形症とは顎の骨の形や大きさなどが原因となって、歯のかみ合わせに問題が出てきてしまう病気のことです。顔を横から見ると上の顎や下の顎が付き出て見えたり、正面から顔を見ると唇や顎の形が左右非対称となって見えたりするのです。いわゆる出っ歯や受け口がそれに該当します。これらの症状の治療には一般的なワイヤーを使ったような矯正治療だけでは対応できず、それと組み合わせて外科的な手術を伴う矯正治療が行われることが多いのです。一般的な治療手順としては、矯正治療を半年から一年程度受けて、その後外科手術を受けます。術後も数週間入院が必要となりその後しばらくしてから矯正歯科医院に通って、再度矯正治療を半年から一年程度受けるのです。手術の時にプレートを埋め込んだ場合は、それを除去することもあります。顎変形症の治療は健康保険が適用されるのですが、顎口腔機能診断施設に指定されている医療機関にて診療を受ける必要があります。この指定医療機関を調べるときはお住まいの管轄の保健所、市役所の福祉課などで教えてもらえます。健康保険が適用されるとされないとでは、治療費用も大きく変わってくるのです。健康保険が適用されれば総額で50万円から75万円ほど、保険適用されない場合はその倍以上の費用負担が発生してしまいます。矯正治療でも目的によっては健康保険の適用が難しくなってしまいます。主に見た目を美しくする目的にて行う矯正治療に関しては、健康保険の対象とはならないため全て自費での負担になります。

早くてしかも効果も期待できる九段下スターデンタルの歯科矯正

健康保険が適用されることで高額の費用がかかる歯科矯正の負担を軽減することができます。しかしながら保険治療を受けるためには、いくつかの条件をクリアしなくてはいけないのです。矯正治療は一回の通院で完了するわけではなく、長期にわたって治療を受ける必要がありますが、その医療機関が自宅や職場の近くにないと通いづらくなってしまいます。また保険適用が可能となる矯正装置も限定されてしまうことから、希望する矯正方法を受けることが難しかったりするのです。そのため実際には保険の対象になるのは極めて稀になるため、結果的に自由診療になってしまうのです。一方で、セラミック矯正では部分的に本数を減らし、費用を抑えることができます。さらに九段下スターデンタルであれば、歯科矯正の方法を自由に選ぶことができるので、本来大がかりな手術を伴う治療である出っ歯の矯正に関しても、対応が可能であれば短期間で矯正が終了するセラミック矯正を選ぶこともできます。保険治療と違って矯正器具に制限もありませんので、患者さんの希望に応じて目立ちにくい矯正器具を付けることも可能です。九段下スターデンタルのカウンセリングを受けてみるのはいかがでしょうか。