審美歯科医の診療レポート
Vol. 9 テトラサイクリン歯の治療(上の歯のみ)

 

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治療前


治療後

東京都の50代の患者さんのテトラサイクリン着色歯の治療です。
僕自身がテトラサイクリンの被害者で、テトラサイクリン歯の治療がしたくて歯科医師になったので、一番嬉しい治療です。テトラサイクリン歯は、表面を少し削るだけで治療できるので、【神経を残すセラミック矯正】で十分に治療可能です。

テトラサイクリン着色歯の場合は、上6本・下6本、合計12本で治療される方が多いですが、このように上6本だけでも十分治療可能です。患者さんはやや白めの色を選ばれたので、この写真を見ると色の差が気になるかもしれません。でもそれは写真で見るからであって、実際にはこれぐらいの色の差ではそこまで目立つ訳ではありません。
この写真を見る限りは本当に目立たないのか不思議に感じるかもしれませんが、意外と周囲の人は気づかないものですよ。テトラの方はやや白めで治療される方が多いですし、その気持ちはよく解ります。

当院の治療は、全て神経を残す治療を基本としていますので、今回の治療でも当然神経を残して治療しています。

2024/04/06

治療の目安

治療内容
歯を薄く削り、セラミックを被せて歯並びを矯正する治療
期間及び回数
通常1~2週間・2回の通院。歯茎の形成や抜歯など個別の治療が必要なケースでは、その分の通院回数が増え、処置した患部の腫れが治まるまでの期間が別途必要となります。
治療費用
セラミック歯1本あたり
88,000円(税込)~ × 治療本数 ※自費診療
リスク・副作用
重症の歯並びは、神経を残して治療することができない場合があります。重症の歯並びは、治りきらない可能性があり、治療をお引き受けできない場合があります。麻酔により治療当日~数日程度は腫れやむくみを生じる場合があります。