審美歯科医の診療レポート
Vol.7 テトラサイクリンの歯を真っ白に

 

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治療前


治療後

神奈川県の50代の方のテトラサイクリン着色歯の治療です。
患者さんはテトラサイクリン歯としては軽症ですが、ZOOMミーティングで歯が黒く見えることを気にされての来院でした。ここ数年で非常に増えたお悩みでして、テトラサイクリン着色歯なら尚更ですよね。

セラミックの色は自由に選ぶことが出来るので、自然に見える範囲内で白い色を選ばれました。テトラの方は若干白めを選ばれる方が多いですね、僕自身もテトラ患者なので気持ちは痛いほど解ります。上下6本ずつ計12本を、神経を残す歯に優しいセラミック矯正で治療しました。

テトラサイクリン歯の患者さんのやるせない気持ちはよく解るんですよ。自分には全く責任がないわけですから。強いて責任があるとすれば厚労省。僕も悔しかったの覚えてます。
でも、神経を残してセラミックで治せば、確約はしませんが一生もつような治療ですし、めちゃくちゃ綺麗に治るんですよ!

2024/03/09

治療の目安

治療内容
歯を薄く削り、セラミックを被せて歯並びを矯正する治療
期間及び回数
通常1~2週間・2回の通院。歯茎の形成や抜歯など個別の治療が必要なケースでは、その分の通院回数が増え、処置した患部の腫れが治まるまでの期間が別途必要となります。
治療費用
セラミック歯1本あたり
88,000円(税込)~ × 治療本数 ※自費診療
リスク・副作用
重症の歯並びは、神経を残して治療することができない場合があります。重症の歯並びは、治りきらない可能性があり、治療をお引き受けできない場合があります。麻酔により治療当日~数日程度は腫れやむくみを生じる場合があります。