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歯並び矯正器具の種類と特徴

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歯の矯正力があるグッズは市販されていない

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できれば市販のグッズで歯並びを治したいと考えている人もいるかもしれません。
インターネットを介して、お手ごろな市販の矯正グッズが販売されていますが、これらのグッズによる矯正は本当に効果があるのでしょうか。

本来歯並び矯正は、ひとりひとりの歯の状態、あごの形などに合わせてオーターメイドで行うものです。
人によっては抜歯が必要なケースもありますし、使用する矯正器具も異なります。市販の歯並び矯正グッズは、ひとりひとりの状態に合わせて矯正ができるようになっていません。そのため、残念ながら市販の矯正グッズには、矯正の効果は期待できません。

また、市販の矯正グッズの中には、口輪筋を鍛えることに効果があるものも存在します。
口の周りにある口輪筋を鍛えることで、呼吸のくせや口のくせ(無意識に開いてしまうなど)を改善しやすく、結果として歯並びに良い影響を与えることがあります。ただし、口輪筋を鍛えるだけでは、歯並びをきれいに改善する効果があるとは言い難く、歯列矯正を行うには歯科医院での治療が必要です。

歯科医院にはどんな歯並び矯正器具があるの?

歯科医院で矯正を行う場合、どのような矯正器具があるのでしょうか。
それぞれの矯正グッズと矯正方法をご紹介します。

ワイヤー(ブラケット)

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ひとつひとつの歯にブラケットという器具を取り付け、そこにワイヤーを通して力を加え、理想的な位置へ少しずつ歯を動かす矯正方法です。歯をワイヤーで動かす期間が2年、その後動かした歯が戻らないようにする保定期間が2年ほどの期間がかかりまり、平均的な費用は、70〜110万円になっています。

前歯だけの部分矯正であれば、半年〜1年ほどの期間を要し、20〜50万円ほどの費用で行うことができる場合もあります。ワイヤー矯正は、必要な時間も長く、費用も高額ですが、適応症が多い治療方法です。

ホワイトワイヤー(クリアブラケット)

ワイヤー矯正を行う場合、歯に矯正器具をつけているのが目立ってしまうというデメリットがあります。できるだけ目立たずにワイヤー矯正を行いたい場合には、ホワイトワイヤーを使った方法があります。歯にブラケットとワイヤーを付けて歯を動かす点は、従来のワイヤー矯正と同様ですが、歯の色になじむように白いワイヤーと透明のブラケットを使用するので目立ちにくい点がメリットです。

矯正にかかる期間は一般的なワイヤー矯正と同様ですが、費用は10~20万円ほど高くなっています。
また、ワイヤーの劣化によって白くコーティングされた部分が剥げてしまい、ところどころ銀色の部分が出てきてしまうことがあります。
目立たないワイヤー矯正を希望する場合、ホワイトワイヤーでの矯正以外にも歯の裏側にワイヤーをつける裏側矯正などもあります。

マウスピース

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マススピースでの歯並び矯正も、ワイヤー矯正と共にポピュラーな矯正方法の一つです。
自分の歯やあごの状態に合わせてオーダーメイドで作成したマウスピースを装着することで、時間をかけて歯を動かしていく方法です。
マウスピースでの歯並び矯正グッズは市販でも発売されていますが、効果を求めるのであれば歯科で相談し作成したマウスピースを使う必要があります。

マウスピース矯正のメリットは、患者が自分で取り外しできる点です。
ワイヤーでの矯正は基本的に器具を歯につけたまま過ごしますが、マウスピースの場合は食事や歯磨き、人に会う際には取り外すことができます。

一方で、1日20時間以上装着する方が効果が出やすいため、取り外しができるがゆえに装着時間が短くならないように気をつけましょう。

マウスピース矯正の場合は、歯を大きく動かすことや、かみ合わせを根本的に矯正する場合には、不十分なことがあります。

歯科医師に相談しながら、歯やかみ合わせの状態を見て、矯正方法を決めると良いでしょう。
矯正にかかる期間は、全顎矯正の場合には歯を動かす期間が2年、部分矯正の場合は半年〜、それらに加えて保定期間2年を見込んでおきましょう。
費用は、歯の状態や歯科医院によって異なり、70〜110万円ほどです。

九段下スターデンタル 歯並び矯正治療

九段下スターデンタル 歯並び矯正治療

1週間の歯並び矯正「セラミック矯正」

ここまで歯並び矯正グッズについてご紹介してきましたが、グッズや器具が不要な矯正方法があります。
ここでは、矯正グッズが不要で、器具をつけない手軽なセラミック矯正をご紹介します。

セラミック矯正とは

セラミック矯正は、歯並びに悪影響を及ぼしている歯を削り、上からセラミックでできた人工的な歯を装着して歯並びを整える方法です。
特に、上の歯がでこぼこしている場合、出っ歯やすきっ歯など、前歯の部分矯正に適した方法です。

セラミック矯正の流れ

セラミック矯正の治療は、一般的に以下のような手順で進んでいきます。

<セラミック矯正の流れ>

・医師の診察、治療の方針を確認
・対象の歯を必要最低限削る
・削った歯の上に仮歯を装着する
・本番のセラミックの歯を作成
・完成したセラミックの歯をかぶせて完成

最初に医師と相談し、セラミック矯正を行うことで目指す理想の歯の状態を確認して方向性が決まってから、対象の歯を削ります。
そのご、削った歯の上から仮歯を装着し調整を行います。問題がなければ本番用のセラミックの歯を作成し、出来上がったセラミックの歯を装着して矯正は終了です。

メリット

セラミック矯正のメリットは、他の矯正と比べて圧倒的に矯正完了までの期間が短い点です。歯の状態によって、最短1週間で治療が完了します。

また、セラミックの歯は多くの色が展開されており、自分の理想の色を選ぶことができます。セラミックの歯に合わせて周囲の歯をホワイトニングすることにより、形だけではなく色も美しい歯を手に入れることができます。

デメリット

セラミック矯正は、どちらかというと軽度の歯並び矯正向きで、あまりにも歯並びが悪い場合は対応できない場合があります。かみ合わせからの改善を行う場合や、多くの歯を動かす必要がある場合は、ワイヤー矯正などと併用した方が良い場合もあります。このように、すべての歯並び矯正に対応ができない点がデメリットと言えます。

費用

セラミック矯正の平均的な費用は、歯1本につき7~20万円程度です。
また、セラミック矯正の場合、ワイヤー矯正やマウスピースでの矯正のように長い通院が不要なため、トータルコストは低めと言えます。

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動画でわかる!矯正方法の種類別メリット・デメリット

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それぞれの特徴を理解して、納得した矯正方法を選びましょう。詳しくは動画内で解説していますので、ぜひご覧ください。

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セラミック矯正の症例

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この症例は出っ歯だったのと、歯が斜めに生えていましたのでこの2点をセラミック矯正で改善しました。

歯のサイズを見て頂くと歯が小さく丸めになっているのも分かりますでしょうか? 今回は男性の方でしたので、自然な歯の色にしたいということでナチュラルなトーンの歯で治療しました。

セラミック矯正の症例をもっと見る>>

九段下スターデンタルクリニック院長経歴

tanakaincho

tanakaincho

奈良教育大学附属中学校卒業
清風南海高校卒業
2000年長崎大学歯学部卒業
ア歯科パークハイム診療所勤務
2006年九段下スターデンタルクリニック開業
医療法人社団スタデン理事長就任

ご挨拶

また当医院ではスタッフの接遇にも力を入れております。

歯医者に通うのは怖いことですから、その気持ちを少しでも和らげることができるように「例え洗練されていなくとも、心のこもったおもてなしをするように」と全スタッフに言い聞かせております。

是非1度スター歯科にお越しください。

その出会いをきっかけに、生涯のかかりつけ医として選んでいただけるようにスタッフ一同全力を尽くさせていただきます。

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