口内炎は八重歯・犬歯が原因でなることもある?
口内炎は八重歯が原因でなることもある
口内炎の原因は、一般的には睡眠不足のよる免疫力の低下や、仕事や人間関係での心的ストレス、食事バランスの悪さによる栄養の不足などがあげられます。
しかし、口内炎の原因の中には歯列不正よるものも少なからずあります。
また、歯列不正の中でも八重歯が原因で口内炎になっていることが少なくありません。
通常、八重歯というと上の歯の犬歯が八重歯であるケースが多いです。
そして、八重歯が原因で口内炎になってしまうケースですと、対処療法的には薬で治癒したとしても、やはり歯並びの不正が原因で口内炎が再発しやすいです。そのため口内炎の薬だけでは、なかなか根本的な解決には至りません。
【関連ページ】
▶八重歯の痛みの原因・デメリットと矯正方法
▶八重歯の矯正治療について
八重歯を治すためには歯列矯正が必要
八重歯による口内炎が頻繁に起きてしまう方は、お薬などの対処療法ではなく、歯列矯正をおこなうことによって根本的な解決方法を探されてみるのもいいでしょう。
【関連ページ】
▶八重歯(乱杭歯・叢生)矯正の方法とその期間・経過について。
▶八重歯の原因と矯正方法
▶八重歯の原因・症例と治療方法
八重歯をそのままにして置いた場合のリスク
八重歯をそのまま放置した場合、実は上記でお話ししたこと以外にも、さまざまなリスクが潜んでいます。その例として3つあげていきます。
口内炎になりやすい
さきほどお話ししたとおり八重歯の特徴としては、歯がとがっている、歯が前に飛び出たような状態になっているため、かんだときやお話ししている際にも、歯ぐきの粘膜に当たりやすいです。
したがって、どうしても歯ぐきに傷ができやすい状態にあります。そして、その傷のなかにばい菌が入ってしまうと、結果的に口内炎になってしまうことがあります。
虫歯になりやすい
八重歯の場合、歯と歯の隙間をきれいに磨くことが難しく、虫歯になりやすいリスクもあります。
歯と歯の間のすき間が適正ではなく、食べ物がはさまりやすく歯磨きもしにくい状態なのです。
食べ物のカスや歯垢のかたまりが慢性的についたままである方もいて、八重歯は虫歯のリスクが高まるといっても過言ではないでしょう。
他の歯に負担がかかる
一般的に八重歯というと犬歯である場合が非常に多いです。
犬歯というのは、歯のなかで非常に重要な意味を持っています。たとえば歯の根っこが、ほかの歯よりも長くて丈夫であるので、歯のなかではもっとも寿命が長い歯といわれているのが1つです。
2つ目の犬歯の重要な役割というのがあり、具体的には奥歯と前歯をうまくかみ合わせるための橋渡し的な役割を果たしているのです。
食べ物をかむときには、上下の歯でしっかりとかみ、左右ですり合わせるような動きをしています。
その際に犬歯は、前歯と奥歯のかみ合わせの負担を和らげるような働きをしています。しかし、これが八重歯など歯列の不正により、前歯と奥歯がうまくかみ合わず、結果的に犬歯以外の歯に対して負担が大きくなるのです。
【関連ページ】
▶かわいい?歯並びが悪い?八重歯のデメリットを知っておこう
▶八重歯を放置する危険性とは?
▶八重歯を治療しないデメリットと矯正方法
八重歯の矯正方法(※各治療方法を簡単に紹介)
実際に八重歯の矯正をおこなうとなりましたら、いくつかの選択法があります。
そのなかでも、代表的な矯正法を3つご紹介いたします。
【関連ページ】
▶八重歯の原因と矯正方法
ワイヤー矯正
ワイヤー矯正とはブラケットとよばれる金属のボタンのような器具を、歯の表面につけ、そのうえから金属のワイヤーを通して歯並びを整えるという矯正法です。
一般的な矯正期間は、通院2年と、保定期間が2年とされていることが多いです。
基本的には抜歯をおこない、歯列のスペースにすき間を与えて適切な歯並びに矯正していくものになります。
そしてワイヤー矯正の際は、歯の周囲組織が圧迫されるのでその際の歯の痛みや、食事の際の痛み、金属が歯ぐきや粘膜に当たった時の違和感や痛みなど、なにかと痛みを伴いやすいです。
マウスピース矯正
マウスピース矯正とは、ご自身の歯形に合わせたマウスピースを装着し、矯正していく方法です。
治療期間に関してはワイヤー矯正と同じように、通院2年と、保定期間が2年とされていることが一般的です。
マウスピース自体は透明で目立ちにくく設計されていることが多いので、見た目を気にされる方にはメリットといえます。しかし、ワイヤー矯正と比べて矯正できる症例の範囲が少なく、比較
的軽度の症例の矯正治療に選ばれることが多いです。
セラミック矯正
※実際に当医院で治療を行った患者様の症例です。
セラミック矯正とは、矯正したい歯を実際にしっかりと削り、セラミックでかぶせることによってきれいな歯並びになるという治療法になります。
治療期間は、上記の2つの矯正法と比べて非常に短く、おおよそ1週間で治療ができることもあります。また、痛みがあれば麻酔を使用し治療をいたしますので痛みも気にならず、かぶせ物であるので、歯の白さを選べるというのもメリットといえます。
しかし、通常のセラミック治療は歯の神経を取る事が多く、そうすることによって、歯自体がもろくなり、神経を抜いた際のトラブル(たとえば歯ぐきが黒ずむであるとか、歯ぐきが膿んでしまうことも)も起こりやすくなります。
【関連ページ】
▶セラミック矯正のメリット・デメリット、治療期間・症例
動画でわかる!八重歯が目立つ歯並びを、抜歯せずに改善した症例解説
〝神経を残す〟セラミック矯正で、八重歯が目立つ歯並びを抜歯せずに改善した症例を解説しました。
症例の解説とともに、抜歯なしで八重歯を治療するのにおすすめな人や、他の矯正法で治療した場合についても紹介しています。詳しくは動画内で解説していますので、ぜひご覧ください。
セラミック矯正の症例
この症例は出っ歯だったのと、歯が斜めに生えていましたのでこの2点をセラミック矯正で改善しました。
歯のサイズを見て頂くと歯が小さく丸めになっているのも分かりますでしょうか? 今回は男性の方でしたので、自然な歯の色にしたいということでナチュラルなトーンの歯で治療しました。
九段下スターデンタルクリニック院長経歴
奈良教育大学附属中学校卒業
清風南海高校卒業
2000年長崎大学歯学部卒業
ア歯科パークハイム診療所勤務
2006年九段下スターデンタルクリニック開業
医療法人社団スタデン理事長就任
ご挨拶
また当医院ではスタッフの接遇にも力を入れております。
歯医者に通うのは怖いことですから、その気持ちを少しでも和らげることができるように「例え洗練されていなくとも、心のこもったおもてなしをするように」と全スタッフに言い聞かせております。
是非1度スター歯科にお越しください。
その出会いをきっかけに、生涯のかかりつけ医として選んでいただけるようにスタッフ一同全力を尽くさせていただきます。
関連記事
八重歯の抜歯は本当に必要なのか?抜歯しなくても良い矯正法を紹介
八重歯は遺伝する?八重歯を放置したときのリスクと正しい治療法
八重歯を治したい!マウスピース矯正で治療するメリットやデメリットとは
九段下スターデンタルからのお知らせ
- 2020/8/21
小児・子供矯正パーフェクトNAVIで記事を監修しました。 - 2020/8/21
インプラント治療クリニックガイドで記事を監修しました。 - 2019/12/3
モノレコで記事を監修しました。 - 2019/11/25
はいチーズ!clipで記事を監修しました。 - 2019/11/14
RoccoGirlで記事を監修しました。 - 2019/11/14
lovemoで記事を監修しました。 - 2019/11/1
MOOVOOOで記事を監修しました。 - 2019/11/1
Besmeで記事を監修しました。 - 2019/10/31
教えて歯医者さんに掲載されました - 2019/10/21
インプラントネットに掲載されました - 2019/10/21
矯正歯科ネットに掲載されました - 2019/10/21
審美歯科ネットに掲載されました - 2019/10/18
おすすめ矯正歯科クリニック名鑑【矯正歯科Passport】に掲載されました